1/12サイズの旧車バイク模型にて、どれだけ出来の良いキットでもプラの細さには限界があります。スポークを張り替えて精密感を出すことで、よりリアリティが増した完成模型に仕上げることが出来ます。
今回紹介するのは「アオシマ製 1/12 HONDA CB400four」でのスポーク張替えです。道具と材料ありゃ簡単なんでチャレンジしてみましょう。
まずはメッキを落とします。その前にこのキットはメッキの上にクリアコーティングが施されていますので薄め液で落とします。
漂白剤・キッチンハイターを水で5倍位に薄めたものに漬けておけばメッキが剥がれます。
左右を合わせてスポークの位置と方向をペンで書いておきます。
内側のパーツ。先にスポークをぶった切っておきます。
スポークを切った内側を貼り付ける。
左右を張り合わせ、スポークの半分だけ残して切り取り、表面処理。
ピンバイスで穴を開け、瞬着をちょん付けしてスポークを張り替えていく。使用素材は0.3mmステンレス線、外径0.6mm内径0.4mmの真鍮パイプ
さかつうのは一台分なら十分、Albion Alloys のは量が一杯でお得、柔らかめで加工しやすい
じゃんじゃん張り替えていきます。スポークの構造と機能をよく理解し、貼り方を間違えないようにしましょう。
半分おわったのでもう半分のスポークを切り取り、表面処理。
すべて張り替えが終わったところ。これは後輪なので前輪も同じ作業を行います。スポークの貼り方を間違えないようにしましょう。
塗装を施した状態。メッキ調のシルバーを塗装する前に、ツヤの多いウィノーブラックを下地に塗るといい感じにメッキになります。