旧キットイングラムをカッコよく作る – 完成編 –

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旧キットイングラム、完成。これまでの作品よりもより多くの時間を掛けました。かなり前から「いつかこのキットをガッチリ改造してやろう」と思いつつ、妄想を膨らませ、改造計画を練りながら素材を集めていました。

今回しっかり制作する環境が整いましたので実行に踏み切りました。結果は満足の行く出来で、旧キットイングラム改造の模範的ケースとしてアピールできると自負しております。

時代が変わっても「カッコイイものはカッコイイんだ」と思える作品に仕上がったので大変満足です。

一号機。いろんなメーカーからいろんなフォーマットで発売されたイングラムですが、私の中ではこのバンダイの1/60が最もイングラムらしい立体物であると今も思っています。

発売当時、これをいじっていたことによる思い出補正だろうと思う人がいるかも知れませんが、それをぶっ壊すほどのインパクトのある立体物が存在しないのもまた事実です。

コンパチ仕様でパーツ交換するだけで二号機も再現可能。頭部、肩、ナンバープレート、パイロットをそれぞれ制作。三号機に関してはあまり思い入れがありませんでしたので今回は制作しませんでした。

それにしても当時はコンパチ仕様のキットであの価格っだったのはかなりコストパフォーマンスが高かったんですね。今は別パッケージが当たり前です。

塗装もロボットモノではつや消し、マット仕上げが通例ですがここはあえて艶ありでピッカピカにしました。イングラムは警察車両であり、犯罪検挙以外にも警備や式典参加、市民へのアピール等でイメージを重視していることでしょう。多少取っ組み合いで外装が傷付いても整備員が常にピカピカに板金塗装されたスペアをストックしていて、出動のたびに交換しているハズです。傷だらけでハンガーに待機しているとは考えにくいですね。交通機動隊もパトカーの整備をしっかりしているのでピカピカです。

パトレイバーを象徴するような各部に設けられた釣り上げフック掛け。部位によって釣り上げ限界重量が異なるはずなのでそれを表示しているだろう、ということでデカールで表現。
右腕を伸ばしリボルバーカノンを装着する機能も再現。
キットのままだと細くてショボいライアットガンも大型化。武器は大きいほどカッコいい。
キット素組との比較。足の長いキットが多い昨今、全体的にマッシブ体型に仕上げました。キットの持ち味を活かしつつも、根本的に形状がおかしいパーツを徹底的に改修し、これぞイングラムだ!を実現しています。
サフ前の状態。各部にこだわりの強さが見て取れると思います。本来ならば「サフ前、形状変更状態」や「サフ後、組んだ状態」を撮影せずに終わった部位からとっとと次の工程に移るのですが、今回は自分の模型製作において節目に当たる作品でしたので、撮影しました。おかげでかなり製作時間がかかりました。
交換部品やオプションパーツ。こうしてみると完成品トイのパッケージ写真みたいですね。
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)